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ハロウィン衣装からみる日常と非日常

ハロウィンの文化を考える時、浮かぶこと。
前回も祭りの日常性と非日常性について少し書きましたが、
もう少し詳しく書いてみたいと思います。

ハロウィンがあまりに不思議でたまらないのは、陰陽を感じるからです。

まず、『日常』の概念としては、
平日、平常、節度、方向性、労働、倹約、真面目、秩序、充足、服従などがあげられます。

そして、『祝祭日』の概念としては、
異常、過度、無方向性、遊戯、浪費、不真面目、混沌、欠如、反逆などが挙げられます。

どうしても、ハロウィンの祭り、現在ではイベントやパーティーですが、
この概念を見てしまいます。特に、ハロウィン衣装の両極性を見つけてしまいます。
ゾンビと天使、魔女やドラキュラなどの陰系と牧師や聖人などの陽系などのハロウィン仮装です。

世界を理解するためには、この対照的な概念なければ、理解できないものなので、
非常に奥が深いと感じます。
反対のことをしっているからこそ、その反対が理解できるというもの。

両極を理解し、往還することで、初めて、全体的な統一感を得ることができるものです。

文化を理解するときに、裏側ともいえる視点を理解した方が、より深く納得できます。

そのような経緯からハロウィンの仮装や文化が好きになってきました。

普段は、そんなことも考えずに、ディズニーハロウィンやらUFJのハロウィーンなどの季節になると
理由もわからずにわくわくしていましたが、そういった、好奇心のある背景も感じていたのかもしれません。

ハロウィンをきっかけにして、世の中の文化を知る導入になればと思います。
不思議なハロウィンにまず、疑問をもつことからスタートですね。

ハッピー ハロウィン☆